お友達と一緒に土器づくりに挑戦しました。
今回のテーマは「弥生土器」
シンプルな形状で実用性が高いとされる弥生土器を作ろうとしましたが、残念ながら思ったようにはいかず、途中で失敗してしまいました。
粘土の扱いに慣れていなかったことや思った以上に成形が難しかったことが原因かもしれません。
気持ちを切り替えて新たな挑戦をすることにしました。
次に目をつけたのは「縄文土器」
弥生土器よりも簡単に作れそうな深鉢型土器です。
縄文時代の人々の暮らしや時代背景を想像することがこんなにもわくわくすることだとは知りませんでした。
当時の人々はどのように土をこね、どんな思いで土器を作っていたのだろうか……。
そうした想像を巡らせながら作業を進めることで、より歴史を身近に感じることができました。
縄文土器には、縄目模様や渦巻き模様、突起のついたデザインが多く見られます。
こちらは次回のお楽しみ…ということで本日は土台となる形づくりまで。
土器づくりの最も魅力的な点の一つは、五感をフルに使うことです。
手で粘土をこねる感触や厚さを均一にする作業は、単なる工作ではなく歴史と感じながらつながる貴重な体験になりました。
また土器は実際に生活の道具として使われていたものなので「この土器でどんな料理を作ったのだろう?」「水を入れたらどんな風に見えるのかな?」といった想像をするのも楽しい時間でした。
現在、土器はまだ制作途中ですので、一緒に土器を作ってみたい方はお問い合わせフォームまでお気軽にお問合せください。
今後は形を整え、装飾を施した後はしっかり乾燥させてから焼きの工程に入ります。
焼く際の温度や時間によって仕上がりが変わるため果たしてうまく焼き上がるのか、どんな色合いになるのか今からとても楽しみです。
もちろん焼きの工程でも失敗する可能性はありますがそれもまた学びの一つ。
試行錯誤しながら自分たちだけの土器を完成させることが目標です。
今回の土器づくりを通して、縄文時代や弥生時代の人々の暮らしに少しだけ近づけたような気がします。
何千年も前の人々が生み出した技術を感じながらさまざまなことに挑戦していきたいと思います!